ハーレクイン・シリーズ

      
      奪われた乙女      
    
          恋するなんてありえない。これは、単なる報復なのだから。
    
    
          長年敵対関係にあるラ・ヴァロン家の次男バードに娘を傷物にされることを恐れたサー・ギランは、イゾルデを知人宅に預けることにした。そして、あろうことか、バードの妹フェリシアを誘拐した。一方、イゾルデは、居心地の悪い知人宅をこっそり逃げだした。タイミングよく現れたバードに続き、彼の兄サイラスもやってきた。自信たっぷりで傲慢なサイラスに反発しつつも、イゾルデは屋敷まで船で送ってもらうことにする。ところが、連れていかれたのは見知らぬ異国の地。なんとイゾルデもまた、誘拐されてしまった!
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    - 頁数
- 288頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2008年09月05日
 
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      - 著者
- ジュリエット・ランドン
 
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      - 訳者
- 辻早苗
 
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    - 定価
- 954円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-32336-1
 
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    - 書籍番号
- HS-336
 



イギリス北部の古代の面影を残す村に、引退した科学者の夫とともに住む。美術や歴史に対する興味が旺盛で、豊かな想像力が生きると思い、ヒストリカルの小説を書き始めた。作品を執筆するために調べ物をするのはとても楽しいと語り、特に中世初期がお気に入りの時代だという。刺繍について豊富な知識と技術を身につけ、その腕前はプロとして講師を務めるほど。