ハーレクイン文庫
プレイボーイの罪
珠玉の名作本棚
姉夫婦が亡くなり、双子の遺児が心配でイタリアへ飛んだキャリーは、義兄の弟で大富豪のパオロと再会。彼はまだ知らないが、双子の遺児はじつは彼女とパオロの子で…。
姉夫婦の訃報を受け、イタリアへ向かったキャリーは、遺された双子の子供たちのことが心配でならなかった。これまで姉夫婦の子として育てられてきた双子はじつのところ、キャリーと、義兄の弟である大富豪パオロの子供だった。9年前、姉の結婚式でパオロと出逢い、その晩純潔を捧げた。だが、女性を本気で愛したことのないプレイボーイの彼は、感極まって愛を告白する彼女をせせら笑い、去っていったのだ。今、パオロとの再会に、キャリーの胸は潰れそうだった——パオロは、双子が彼と私の子供だとは、まだ知らないから……。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2025年07月01日
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- 著者
- キャサリン・スペンサー
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 760円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-57135-9
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- 書籍番号
- HQB-1287 (初版R-2144)
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- ミニ
シリーズ - 珠玉の名作本棚
- ミニ
イギリス出身でカナダのバンクーバーに移住。教師からロマンス作家に転身した。カナダ人男性と結婚して子供にも恵まれ、今は孫もいる。余暇にはピアノを弾いたり、庭の手入れをしたり、アンティークショップを覗いたりしている。