ハーレクイン文庫
欺かれた夜
イタリア名家で子守りをしていたソフィー。御曹司エットーレに誘惑され、彼の子を宿すも冷酷に追い出された。ひとり赤ん坊を育てていたある日、彼が現れる!
ソフィーは幼い息子を乳母車に乗せ、冷たい雨の中を歩いていた。足を滑らせて排水溝に落ち、あわや車に轢かれそうになった瞬間、惨めな気持ちで顔を上げた視線が、とある人物とぶつかる。エットーレ! かつて彼の姉の屋敷の子守りだったソフィーを、彼は婚約者のある身で誘惑したばかりか、泥棒の濡れ衣を着せて冷酷に追い出したのだった。「うらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」強引に車に乗せようとするエットーレに、彼女は必死で抗った。逃げなきゃ。この子が彼の息子だと知られてしまう前に!
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2025年10月15日
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- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
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- 訳者
- 井上京子
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- 定価
- 600円(税込)
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- ISBN
- 978-4-302-10433-8
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- 書籍番号
- HQSP-483 (初版R-2112)
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イギリスの作家。ロマンチストで、一目で恋に落ち結ばれた夫との間に3人の子供をもうけた。就寝前の子供たちにベッドで読み聞かせるために物語を書きはじめる。ロマンス小説家としてのデビューは1987年で、その後多くの名作を世に送る。2009年5月、ファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった。