ハーレクイン文庫
愛されたくてついた嘘
スペイン富豪イサンドロと結婚したローアンは、重い病に冒されていると知って、出産直後に姿を消した。2年後、奇跡的に回復するが、何も知らない夫は怒りに燃え…。
ローアンは、金融界の大物イサンドロと政略結婚で結ばれた。やがて妊娠し、かわいい男の子を出産したが、わずか数時間後、メモだけ残し、ローアンはひとり病院をあとにした。重い病に冒され、もう長くないと悟った彼女は、大切な跡継ぎの体に害が及ばぬよう、いっさいの治療を拒否し、母親を失うつらさを息子に味わわせないよう、姿を消したのだ。なにより、夫への愛を最期の瞬間まで隠し通せる自信がなかった。2年後、ローアンは奇跡的な回復を遂げた。息子に会いたい——その願いが叶う前に待っていたのは、怒りに燃えた夫との再会。
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- 頁数
- 216頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2025年11月01日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 高山恵
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- 定価
- 760円(税込)
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- ISBN
- 978-4-302-10421-5
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- 書籍番号
- HQB-1304 (初版R-2627)
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ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日退職して、小説を書きはじめた。