ハーレクイン文庫
さらわれた愛し子と幸せ芝居
別居中の大富豪の夫ジェフに、幼い息子を連れ去られたクリスタ。取り戻しに行くと、余命わずかな義父のため、幸せな家族を演じてほしいと頼まれ、動揺する。
1歳7カ月の息子が家のどこにもいない——クリスタの心臓は止まりそうになった。別居中の大富豪の夫ジェフが訪ねてきて、息子は大喜びした矢先だった。ほどなくジェフから電話が入る。「いま空港にいる。このままこの子を連れてリオへ発つ」なんですって? お願い、息子を奪わないで!「息子に会いたければ、君がこっちへ来ればいい」リオへ飛んだクリスタはまだ知らなかった。余命わずかな義父のため、幸せな家族を演じることになるとは。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2025年11月01日
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- 著者
- エリザベス・オールドフィールド
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- 訳者
- 安倍杏子
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- 定価
- 760円(税込)
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- ISBN
- 978-4-302-10423-9
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- 書籍番号
- HQB-1305 (初版I-618)
1980年代から1990年代にハーレクイン・イマージュで活躍した、イギリスの人気ロマンス作家。2007年に上梓した作品を最後に、惜しまれながら2010年に永眠。