ハーレクイン文庫

贈られた花婿
エリート社員のブラントは、ある日突然、会社の創設者J・Cに呼びつけられる。J・Cには敵が多く、不治の病でもあるため、娘と結婚し後継者になれというのだ。
社長令嬢のデニースはある日突然、父親からひとりの男性を紹介された。謎めいた雰囲気のその男、ブラントをひと目見た瞬間からデニースは心が乱れて仕方がない。こんな思いは初めてだった。ところが数日後、彼から唐突なプロポーズを受けるに至って、デニースの心の中にある疑惑がわき上がった。ブラントの真の狙いは、父の会社の後継者に収まることなの? 驚いたことに彼は事実をあっさりと認め、失意のデニースに追い打ちをかけるような言葉を口にした。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年04月01日
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- 著者
- アネット・ブロードリック
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- 訳者
- 萩原千秋
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- 定価
- 681円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93508-3
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- 書籍番号
- HQB-508 (初版D-282)
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母の読み聞かせにより本に親しみ、自分で読めるようになってからは本が親友であり先生であった。高校を卒業してすぐ結婚し、4人の息子に恵まれる。子育てを終えたら作家になることを決意し、創作文の講師や熱心なロマンス読者の批評に耳を傾けて腕を磨き、1984年にみごとデビューを果たした。ホットな作風で人気を博し、ロマンティックタイムズ誌で各賞を受賞。