ハーレクイン文庫

プロポーズは強引に
人工授精で子供を授かった天涯孤独なアビー。幼い娘をひとりで育てる彼女の前に、友人の兄でイタリア名家出身のニコが現れ、子供を取り返しに来たと告げる。
両親に疎まれ、愛されずに育った孤独なアビーは、どうしても家族が欲しくて人工授精をして母親になった。看護師をしながら幼い娘をひとりで育てていたある日、アビーは新任の外科医が友人の兄ニコだと知り驚く。イタリアの名家出身の彼はハンサムだが傲慢で、学生時代、内気な彼女は怖くて口もきけなかった。ニコは私みたいに地味な女のことなんて覚えていないだろう。ところがその夜、彼女の家にニコが突然訪ねてきた。僕の子供を取り返しに来た——そう告げるために。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年02月01日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 翔野祐梨
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- 定価
- 681円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93571-7
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- 書籍番号
- HQB-571 (初版I-1859)
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、二人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。