ハーレクイン文庫

豪雨のあと
亡き父親が作った多額の借金を抱え、キャロラインは途方に暮れていた。そんなとき会社社長グスターフから、結婚という名の取り引きを持ちかけられて…。
亡き父親の借金を一人で抱えている、うら若きキャロライン。ある日、まだ会ったことのない社長グスターフに呼び出されるが、待っていたのは、先日雨のなか道に迷ったところを助けてくれた、ひどく傲慢でぶしつけな男性だった!どうやら彼はその後、キャロラインの身辺を調査させたらしい。遺産相続のため早急に“妻”が必要だからと、負債の肩代わりと引き換えに、期間限定の結婚を提案してきた。威圧的で、愛のかけらもない取り引き——しかし、キャロラインはその提案にすがるほかなく……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年03月01日
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- 著者
- イヴォンヌ・ウィタル
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- 訳者
- 田塚由美子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93576-2
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- 書籍番号
- HQB-576 (初版R-278)
南アフリカ生まれ。南アフリカの各地を舞台に、もつれる愛の物語を数多く描く。