ハーレクイン文庫

秘密の妻
施設育ちのロージィを突然訪ねてきた、亡き父の養子でギリシア人大富豪のコンスタンティン。遺産相続の条件を満たすための偽装結婚を迫ってきて……。
施設育ちのロージィは幸せとはいえない子供時代を過ごしたが、実の父親に見つけだされ、共に暮らして、真の親の愛を知った。ところが4カ月後、父は心臓発作で急死してしまう。悲嘆に暮れる彼女の前に、父の養子であるギリシア人大富豪、コンスタンティン・ヴォーロスが現れた。遺言書により、遺産はすべてコンスタンティンに遺されるが、彼がそれを受け取る条件は、ロージィと結婚することだという。ロージィが養父の愛人だったと固く信じている彼は、蔑みの目を向けつつ、彼女に偽装結婚を持ちかけた。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年01月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 有光美穂子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-92978-5
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- 書籍番号
- HQSP-78 (初版R-1390)
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。