ハーレクイン文庫

恋はすみれ色
ギリシャ人億万長者ダミアンと2年ぶりに再会したウィルダ。住み込みのメイドとして平穏に暮らす彼女の秘密を知るダミアンは、侮蔑に満ちた誘惑を始めて…。
裕福な老夫人のメイドとして地味に暮らすウィルダの前に、この世で最も会いたくない人物が現れた。あらがいがたい魅力を放つギリシア人億万長者、ダミアン・デモニデス──ウィルダの秘密を知る男。2年前、ウィルダはある有名人の離婚劇に巻き込まれ、ふしだらな金髪娘と呼ばれてさらし者にされたのだった。偶然にもウィルダの雇い主の長男だったダミアンは、傲慢なグレーの瞳に侮蔑の色を浮かべて言った。「きみは母の財産を狙っているんだろう?」
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年03月01日
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- 著者
- ヴァイオレット・ウィンズピア
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- 訳者
- 古城裕子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93646-2
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- 書籍番号
- HQB-646 (初版R-236)
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ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中から“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今もファンに支持されている。