ハーレクイン文庫

愛する資格
15歳のときに義兄のジョエルにふしだらな娘と軽蔑され、心に傷を負ったリサ。8年後、姉夫婦の遺児の共同後見人となったリサに、彼は結婚を命じる。
明るい姉の陰に隠れて育った不器量で世間知らずのリサは、15歳のときに巻き込まれた事件のせいで、姉の夫の兄ジョエルにふしだらと決めつけられ、心に傷を負った。それから8年後、姉夫婦が飛行機事故で亡くなり、ジョエルとリサが姪たちの後見人に指名される。またあの軽蔑のまなざしを向けられるなんて耐えられない……。案の定、怯える彼女に再会したジョエルは、リサを男遊びの絶えない女のように扱ったあげく、言い放った。「姪とともにいたければ、ぼくと結婚するしかない」と。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年05月01日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93658-5
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- 書籍番号
- HQB-658 (初版R-616)
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。