ハーレクイン文庫

伯爵家のシンデレラ
ケリーはハンサムなイタリア貴族ジャンニに見初められ、伯爵夫人となった。夫は愛してくれるが、上流社会に馴染めないケリーの孤独には気づいてくれず…。
ケリーは、ハンサムなイタリア貴族ジャンニ・マルディーニに見初められ、誰もが羨む伯爵夫人の座についた。だが、上流社会に馴染めず、同居している義母や義姉からも陰湿ないじめを受け、心は徐々に蝕まれていくのだった。夫は、毎晩、ベッドの上では情熱的に愛してくれるが、義母や義姉と上手くいかないと訴えても聞きいれてはくれない。出産後、ますます孤独感が募るケリーは、ある日、未亡人の義姉とジャンニの抱き合う姿を見てしまう。打ちのめされて、彼女は赤ん坊をつれてジャンニの元を去った。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年07月01日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 加藤由紀
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93740-7
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- 書籍番号
- HQB-740 (初版R-1817)
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趣味は油絵を描くことだったが、家族からにおいについて苦情を言われ、作家の道に進んだという。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。イギリスに戻ったのちに結婚。2人の息子に恵まれ、現在も故郷のイングランド北東部に暮らす。ベストセラーリストにもたびたび登場する実力派。