ハーレクイン・シリーズロマンスで人気を博し、もっとも愛される作家の一人。1978年にデビュー以来、実に150作以上の作品を生みだした。物語を作るときに一番楽しいのは、主人公たちの性格を考えること。書いているうちに主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめると言う。コンテンポラリー、ヒストリカルともに精力的に執筆を続ける。

シリーズロマンスにて、大活躍&大人気!現代ロマンスもヒストリカルも精力的に執筆しているC・モーティマーが、満を持してMIRA文庫に初登場です!“魅惑のストーリーテラー”の異名を取るだけあって、ドラマティックな展開で読者を魅了するキャロル。19世紀の華やかな社交界を舞台に、本作でもその筆力が冴えわたっています。ヒーローは社交界で“デビル”と呼ばれる放蕩者。実は彼は人知れず窮地に陥っていて花嫁を求めているのですが、そんなときすみれ色の瞳が美しいヒロインに目をとめ…。今回はヒーローだけでなく、ヒロインにも“二人の男を死なせた魔性の女”という噂がつきまとっています。はたして、そこに隠された悲しい真相とは?ヒストリカル初心者の方にも楽しんでいただける1作。おすすめです。(ちなみに…上品なのにとってもエロティックなラブシーンにも、ご注目を)