ヒストリカル・ロマンス作家。別名義では他ジャンルの小説も手がける。ニューヨーク、ブルックリン区に夫と子供とともに暮らす。

前作『公爵と家庭教師』もご好評いただいた、ヴィクトリアン・ロマンスの新星作家。待望の邦訳第二弾のヒロインは、両親から徹底的な花嫁英才教育を受けたパーフェクト美女です。しかしその実体は、磨き上げたうわべに追いやられ、本当の自分がわからなくなってしまった一人の女性……まわりを気にしがちな日本人だったら「あるある〜」と共感してしまいそうな、コンプレックスだらけのヒロインなんです。そんな彼女の前に現れるのは、ひょんなことから公爵になってしまったプレイボーイ。爵位と花嫁を同時に相続することになった彼は、さまざまなレッスンで、“ありのままの彼女”を引き出していきます(ヒロインが物語終盤で見せる勇姿には要ご注目!)。けなげなヒロインを応援したくなること間違いなし、な珠玉作をどうぞお楽しみに!