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季節巡りて 下
キャスリーン・E・ウッディウィスが贈る、古典ロマンスの金字塔『炎と花』関連作!天涯孤独の娘は、富豪紳士に買われた──。
不義の疑念は消えなくとも高まる想いには抗えず、レイリンは夫の求愛に屈した。夜ごと愛され、レイリンは子を宿したが、それは新たな試練の幕開けでもあった。ジェフの子を産んだと言い張る使用人の娘が殺された夜、遺体の傍らにいたのは、ナイフを手に立ち尽くす夫と、その血まみれの姿を目撃したレイリンだったのだ。愛する夫は殺人鬼なのか──混乱のあまり、レイリンは家を飛び出す。着の身着のまま、身重の体で……。日本中のウッディウィス・ファンが長らく待ち望んだバーミンガム家最後の物語、満を持してここに初刊行!
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- 頁数
- 336頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年08月15日
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- 著者
- キャスリーン・E・ウッディウィス
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- 訳者
- 琴葉かいら
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- 定価
- 887円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-91726-3
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- 書籍番号
- MRB-726
ルイジアナ州で生まれ、17歳で空軍将校と結婚した。幼い頃から文才を発揮した彼女は、最初の小説を夫の日本駐留時代に執筆。デビュー作にして代表作である『炎と花』は瞬く間にベストセラーに躍り出、最初の4年間だけで230万部を売り上げたという。自立したヒロイン像と情熱的なラブシーンは当時の出版界に革命を起こしたと言われ、以来“歴史ロマンスの生みの母”と呼ばれる。35年の作家生活に13作を上梓し、すべてがNYタイムズのベストセラーリスト入りした。2007年、68歳という若さで、惜しまれつつ世を去った。