情熱的でドラマティックなロマンス小説を得意とする全米ベストセラー作家。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で人類学と史学を修めたのち不動産ブローカーとなり、作家ラリー・J・マーティンと出会って結婚。1985年に執筆業を始め、セクシーな作風が瞬く間に人気を博す。作品は17カ国で訳されており、総発行部数は1,000万部を超える。

キャット・マーティン渾身のヒストリカル、公爵家のセクシー3兄弟の結婚にまつわる3部作〈BrideTrilogy〉の最終話です!『緑の瞳に炎は宿り』では、生真面目な長男ロイヤルと数奇な過去を持つ才媛リリーとのロマンスを、『紅いドレスは涙に濡れて』では、遺言により大地主となった次男リースと彼の元恋人で悲しい事情から伯爵未亡人となったエリザベスのロマンスをお届けしましたが、今作ではいよいよ噂のプレイボーイ、三男のルールが登場します。冒頭でいきなりショックな事実が判明……なんとルールは結婚していたんです、3年も前に。しかし当時花嫁は16歳。正式な婚姻の成立が認められる18歳まではおあずけ……ということで、彼は単身ボストンからロンドンへ渡ったのでした。3年もの間、妻ヴァイオレットを完全に放置していたら、なんとヴァイオレットはとてつもない美女に変貌していて、はからずも会うなり彼女にひと目惚れしてしまったルール。これまで女性に不自由したことのない彼が、うぶなヴァイオレットを相手に苦戦する様子が見所です。おなじみの登場人物たちも総登場の大団円をお見逃しなく!