ハーレクイン・シリーズ

      
      個人秘書の花嫁契約      
    
          完璧な花嫁を演じることも、有能な秘書の務め。
    
    
          キャリーはギリシア人富豪アンドレアスの個人秘書になった。採用早々、セーシェルにある彼の別荘に同行を求められたが、そこで待っていたのは秘書とは名ばかりの仕事だった。食事から風呂の支度まで1日24時間、彼の世話を焼けという。彼女に用意された部屋はアンドレアスの寝室の続き部屋で、鍵をかけることすら許されない。キャリーは自身を戒めた。彼は私の大切な妹を破滅させた敵。惑わされてはだめよ。だがアンドレアスは彼女の“正体”を見抜いた上で冷酷に告げた。きみは6カ月間、僕の妻になればいい。それで解決だ、と。
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    - 頁数
- 224頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2018年08月05日
 
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      - 著者
- ミシェル・スマート
 
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      - 訳者
- 漆原麗
 
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    - 定価
- 723円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-13348-9
 
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    - 書籍番号
- R-3348
 



イギリス人作家。ぬいぐるみより本を抱いて寝るのが好きだったというほど、生まれながらにして本の虫だった。まだ少女のころ読んだおとぎばなしに、ロマンスの片鱗を感じていたという。「本はいつも胸をときめかせてくれます。まるで初恋のように」と語る彼女は、自分の書くロマンスが、読者の心にもそんなときめきを届けてくれることを願っている。